すんき漬け講習会@木曽町新開 ふるさと体験館きそふくしま ― 2016年11月28日 21:48
ふるさと体験館きそふくしま。
入口のパネルには木曽地方を代表する赤カブの
顔出しパネルがあります。
旧黒川小学校。
平成9年に廃校となった校舎は「ふるさと体験館
きそふくしま」として生まれ変わり、地域おこし
の場になりましたが建物には当時の面影を残して
います。
黒川小学校の校舎を一部改築して、木曽町の体験
交流施設として有効に活用しています。
平成12年に整備されたこの体験館では、木曽なら
平成12年に整備されたこの体験館では、木曽なら
ではの様々な体験学習が行われています。
スンキの漬け方には大量のカブ菜を長いまま桶に漬け込む
「本漬け」と、少量を刻んで発泡スチロール容器で手軽に
漬ける「切り漬け」があります。
今回は初心者が漬けるのに適した「切り漬け」の講習会と
なります。
今年は9月~10月の台風や長雨による日照不足の影響で野菜
がかってない程の不作でしたが、赤カブも例外に漏れず出来
はあまり良くなく、特にカブ菜の部分が太くならなかったよ
うです。
王滝カブのカブ菜3kg。(3,456円 税込)
講師の用意したスンキのタネは約300g。
60℃のお湯。
スンキ漬けの由来。
スンキの漬け方。
赤カブの根本には乳酸菌が沢山あるので、根本も
刻んでいれます。
漬け上がると赤い色が溶け出し、綺麗なピンク色 に染まります。
カブ菜は洗いながら傷んだ葉や茎を取り除きます。
カブは適当な大きさに乱切りにします。
カブ菜は1~2㎝の長さに切ります。
切り終わったカブ菜とカブ。
約1㎏のカブ菜を60℃のお湯で湯通しをします。
発泡スチロール容器に厚手の漬物用のビニール袋
を敷きタネを少し入れます。
(発泡スチロールの容器は25㎝×34㎝×24㎝)
10秒くらい湯通ししたら掬い上げます。
タネの上に平に広げます。
上にタネを平均に置きます。
カブ菜は3kgなので、同じ事をもう二回繰り返し
ます。
刻んだカブも同様に湯通しをします。
カブ菜の上に平に広げ、残ったタネを置いて柄杓で
一杯のお湯を足します。
上からギュッギュッと押して、お湯が上がって来
るのが確認出来たら空気をしっかり抜いて口を縛
ります。
隙間に丸めた新聞紙を詰めて保温します。
周りをテープで密閉し、温かい所で一日置きます。
講師の漬けた赤カブ漬けとスンキの味噌汁。
会場風景。
帰りに道の駅で買った王滝カブ (一袋1kg)
↓ 230円 ↓ 140円
一日置いたスンキ漬けは蓋を開けて全体的に葉が
べっこう色に、カブの切り口がピンク色に染まり
酸味がしたら完成です。
出来上がったスンキ漬けは涼しい場所で保存すると、
春先まで美味しくいただけけます。
すんき漬けの過去トピ
http://ahoodori.asablo.jp/blog/2015/11/22/7919748
http://ahoodori.asablo.jp/blog/2014/11/18/7496262
http://ahoodori.asablo.jp/blog/2012/11/28/6645943
http://ahoodori.asablo.jp/blog/2015/11/22/7919748
http://ahoodori.asablo.jp/blog/2014/11/18/7496262
http://ahoodori.asablo.jp/blog/2012/11/28/6645943
ふるさと体験館きそふくしまHP
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