やまへい閉店@松本市中町 ― 2023年11月30日 21:57
中町通りにある食品店「やまへい」は大正7年(1918年)創業の
老舗で佃煮、漬物、味噌など信州の物産を多く取り扱っている
お店ですが、2023年11月30日(木)をもって105年に渡る歴史
の幕を閉じました。
閉店の理由としては、衛生法の改定や後継者の不在など諸事情
で、とのことです。
お店の風景。
店先の風景。
唐辛子は坂北村の「庄屋忠左衛門」、観光客むけに
街道七味や武将七味などがあります。
おやきは鬼無里の名店「いろは堂」のものです。
他には信州の珍味、イナゴの佃煮もあります。
信州の唐辛子では善光寺門前の八幡屋磯五郎が有名
ですが小さな唐辛子屋も頑張っています。
閉店記念として庄屋忠左衛門の唐がらしを買いました。
上がゆず入りの七味唐辛子 16g入りで880円(税込)
下が一味唐辛子 16g入りで780円(税込)
ゆず入りの七味は「宴」、一味は「華」という
名称がついています。
閉店の噂を聞きつけた馴染みのお客さまが引っ切り無しに訪れ、
店主さんとの別れを惜しんでいました。
同じ中町で観光客に人気のそばの名店「まつした」さんも近々
閉店するそうです。
独特の情緒で観光客に人気の蔵の町、中町も変わっていくのは
時代の流れなのでしょうか。
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