根曲がり竹の味噌汁 ― 2016年05月30日 21:50
野麦峠まつりの帰りに「ながわ山菜館」に寄りました。
中央の台には朝採りの山菜や野菜が並んでいます。
右下の缶詰はサバの水煮缶で、ネマガリ竹や山ウド
の味噌汁を作る時に、出汁の代わりと味付けに使い
ます。
ネマガリ竹 (約550g 800円 税込)
山菜類は新鮮さが命、家に帰ってさっそく調理開始です。
左右の親指の爪を皮目に当て、左指の時には右回し
右指の時には左回しと交互にまわしながら、下から
皮を剥きます。
下の硬い部分と節の部分を切り落とし、柔らかな
部分を残します。(約550gが約350gになりました)
甘味を出すためと歯触りを変えるためにタマネギ
約100gをイチョウ切りにします。
絶対の必需品「サバの水煮缶詰」(190g 204円 税込)
アクも苦味も無く、皮を剥いたばかりなので
このままで使います。
・煮干しで出汁をとり、ネマガリ竹、タマネギ、サバ缶
(サバは適当な大きさにくずす)の順に入れひと煮立ち
させる。
・火を止め、味噌を適量溶かしてひと煮立ちさせる。
これこそ旬の味! 美味しく出来上がりました。
根曲がり竹はチシマササの別称で北海道と中部地方以北の本州に分布する多年生の植物です。
標高1,000m前後の山に生えるタケノコで、採取時期は春に土の中から顔をのぞかせた若竹を採ります。
雪国のササらしく根本から横に伸びて弓なりに立ち上がるのが、「根まがり竹」の由来です。
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