すんき漬け講習会@木曽町新開 ふるさと体験館きそふくしま ― 2018年11月30日 22:52
ふるさと体験館きそふくしま。
ふるさと体験館の右側に廃校となった旧黒川小学校。
講習会会場は旧黒川小学校の体育館を改修した
調理実習室。
講習会用の赤かぶ菜。
開田かぶ。
調理実習室内部の様子。
講師の皆さんの紹介。
講師による事前レクチャー。
使用する道具など。
かぶ菜。
3kgのかぶ菜を使用し、講習料は3,500円(税込)。
講師の用意した「すんきのタネ」
蛇口からは温かいお湯が出る。
茎には赤かぶ漬に用いたかぶの頭が付いたままなので
茎から切り離す。
洗いながら傷んだ茎や葉を取り除く。
切り離したかぶの頭を細かく乱切りにする。
かぶの頭の部分には発酵を促すすんき菌がたくさん
住んでいる。
茎と葉を1cm~2cmくらいに切る。
発泡スチロールの容器に漬け物用のビニール袋を
敷き、「すんきのタネ」を少し入れる。
切った茎、葉、かぶの頭を適当に混ぜ合わせて約1kgとし、
60℃くらいに熱したお湯に5~6秒間くらい浸す。
お湯が付いたままで容器に入れ、タネを振り掛け
る。
約3kgのかぶ菜なのでこれを三回繰り返えす。
全部入れたらビニール袋を押さえて中の空気を抜き、
水が上がったのを確認する。
空気が入らないように紐で固く縛る。
保温のために新聞紙を丸めて隙間や上部に入れる。
蓋を閉めてテープで密閉し、毛布などで包んで
一晩保温する。
後片付けをし、講師の作った「すんき味噌汁」を
いただいて講習会終了。
黒川小学校時代に卒業記念で作った工作が各所に
飾られています。
当時の子供たちの生き生きとした学校生活が偲ば
れます。
講師によって漬け込みの手順や方法がすこしづつ異なるのは面白いですね。
自然発酵に任せる自然食品なので仕上がりには個性があります。
翌日(12月1日)の状態です。
容積は半分近くに減り、水が上がっています。
全体がピンク色に染まり、酸味はありますが旨味が
少々足りません。
4~5日で熟成が進み、旨味が増すことでしょう。
今年も美味しいすんき漬けが出来ました。
すんき漬けの過去トピ
http://ahoodori.asablo.jp/blog/2017/11/28/8736316
http://ahoodori.asablo.jp/blog/2016/11/30/8263090
http://ahoodori.asablo.jp/blog/2016/11/28/8262016
http://ahoodori.asablo.jp/blog/2015/11/22/7919748
http://ahoodori.asablo.jp/blog/2014/11/18/7496262
http://ahoodori.asablo.jp/blog/2012/11/28/6645943
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ふるさと体験館きそふくしまHP http://www.taikenkan.jp/
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